キン肉マンは今やテレビのアンケートでは8割以上は作品は知らなくても名前は知っているほどの漫画です。
しかしキン肉マンに対する歴史などを振り返ってみると案外浸透しておらず、未だに『キン肉マンは懐かしい漫画』という認識が強いです。10月28日は作者のゆでたまご嶋田先生の誕生日という事でキン肉マンとゆでたまご先生の繋がりの振り返りをしてみたいと思います。今回は
キン肉マンとゆでたまご先生の歴史と由来をまとめてみた感想を、ただ書きなぐった
を書いていきます。
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ゆでたまご先生からキン肉マンが生まれた歴史
(キン肉マン1巻より)
まずはキン肉マンを誕生させた、ゆでたまご先生の事を記載しなければいけないでしょう。
キン肉マンを読んでいる方などは知っているとは思いますが、
ゆでたまご先生は2人組の漫画家さんです。
ゆでたまごは嶋田隆司(原作担当)と中井義則(作画担当)の二人でのユニット名です。
(キン肉マン36巻より)
共に大阪出身であり、小学校の時に中井先生が転校により嶋田先生と出会うことになります。キン肉マンは実は小学校で漫画が大好きであった嶋田先生が作成しており、当初のキン肉マンのデザインは今のたらこ唇のキン肉マンではなく、キン肉マンに登場したシシカバ・ブーが今のキン肉マンのデザインであったそうです。
シシカバ・ブー(シシカバブー)の超人強度は?登場しなかったらキン肉マンは生まれていなかったかもしれない超人
そのキン肉マンですが、嶋田先生が描いていたキン肉マンを見た中井先生が気に入り意気投合するという、まさに二人は
キン肉マンが繋いだユニットなんです。
また2人とも母子家庭で、高校を卒業すると就職のために漫画を描けなくなるということから高校卒業までに漫画家になるという目標としてやっていた為、高校時代にまさかの漫画家になるという凄い経歴を持っています。
キン肉マンのデビューまでのゆでたまご先生の歴史
(キン肉マンジャンプ3より)
ちなみに『ゆでたまご』というペンネームですが、元々は【本山たか義】という二人の名前を合わせたペンネームでしたが
新しいペンネームを考えていた時に嶋田先生の放屁がゆで卵のような臭いをした事や食べていたものがゆで卵だった為にペンネームは『ゆでたまご』となりデビューとなります。
ちなみにお互い16歳の時に投稿するも選外、しかし担当編集者がつくこととなった。そして当時の編集長は漫画家の資質があることを見抜いており、担当の中野和雄と大阪まで出向いてスカウト。
「漫画が続かなかったら就職の世話をする」と2人の親を説得、東京にアパートまで用意したという。
それぐらいの才能が2人にあったことを当時の編集者や担当の中野さんは見抜いていました。
だからこそゆでたまごのお二人は中野さんには恩があるのですね。ちなみにその中野さんは漫画でも登場します。
(キン肉マン1巻より)
キン肉マンの連載時のゆでたまご先生たち
(キン肉マン16巻より)
1978年に『キン肉マン』で第9回赤塚賞準入選したゆでたまご先生はこれが週刊少年ジャンプ1979年2号(1978年12月)に掲載されデビューするのです。
キン肉マンは最初は読み切りなんですね。
1979年5月に2人の高校卒業を待ってキン肉マンが週刊少年ジャンプで連載開始をし、
当初はキン肉マンはギャグ漫画であり、プロレス要素は無く最初はヒーロー漫画でした。
(キン肉マン1巻より)
途中からバトル重視のプロレス漫画を連載したところ人気になり路線変更となり、今のバトル漫画のキン肉マンとなります。
ちなみにキン肉マンの当初は森永ポテロングや森永ココアなどが登場しましたが、これは広告として描いています。細かくは過去に書いてますので良かったらご覧ください。
キン肉マンのポテロングと森永ココアが初期に登場せざるを得なかった理由。
そしてキン肉マンは連載から好評で社会現象になるぐらいの人気になります。
今の平成生まれの方は分かりにくいですが、今の鬼滅の刃以上の人気と思っていただければ分かりやすいと思います。
キン肉マンのアニメ化もし、作中に登場する超人をかベースの消しゴム人形キンケシ集めが子供達の間で流行し、別冊フレッシュジャンプでキン肉マンに登場するラーメンマンを主人公としたスピンオフ作品『闘将!!拉麵男』を『キン肉マン』との同時進行で連載開始、TVアニメ化もされました。
ちなみに意外と知られてませんがキン肉マンは1985年3月、第30回(昭和59年)度、小学館漫画賞受賞にも受賞歴もあります。
キン肉マン連載終了のゆでたまご先生たち歴史
(キン肉マン36巻より)
キン肉マンは週刊少年ジャンプ1987年21号で最終回を迎えますが、
人気が無くなったから打ちきりではなく絶頂期に止めたらカッコいいという理由などから
連載終了しました。ちなみにキン肉マンの最終シリーズのキン肉星王位争奪戦は週刊少年ジャンプの中でも人気はトップ5に入っており、人気は衰えていませんでした。
(キン肉マン36巻より)
しかしキン肉マンを終了してからは読み切りなどの作品や短編の連載などが多く、都合良く読み切りばかり書かされる状況に飼い殺しを恐れるようになり、集英社との専属契約を解消。
この頃、嶋田先生は吉祥寺を歩いていたら通行人に「作品がつまらない」と罵倒されて頭を叩かれる経験などもしたそうです。
キン肉マン連載再開とゆでたまご先生の歴史
(キン肉マン37巻より)
1996年1月にキン肉マンの後日談となる読み切り『マッスル・リターンズ』が格闘エースに掲載され、嶋田先生いわく
「キン肉マンを沢山の方が待っていたんだ」
(キン肉マン37巻より)
という言葉があったように好評の為に1997年に週刊プレイボーイ誌上に『キン肉マン』の続編にあたるキン肉マンの息子たちが活躍する『キン肉マンⅡ世』を読み切りが掲載され、計5回にわたるシリーズ掲載を経た後、1998年より連載。
2010年1月29日には22年振りの新刊キン肉マン37巻が発売され爆発的人気であったが、2011年10月3日にキン肉マンII世は完結。
2011年11月28日に今のキン肉マンの新シリーズの完璧超人始祖編がスタート。実は新シリーズは『ネオ王位争奪編』になるかもしれなかったそうです。
現在連載中のキン肉マンの歴史
2020年8月17日更新の新シリーズ第317話より、週プレNEWSでのWeb連載に加え、週刊プレイボーイでの同時連載も開始された。
しかし本来でしたから週刊プレイボーイだけの連載だけでも良かったですが、
ゆでたまご嶋田先生が無料で読める週プレNEWSでのWeb連載継続を希望。
本来だったら週刊プレイボーイを買わないと読めないキン肉マンを沢山読んでもらいたい為の嶋田先生の粋な計らいで今も無料で読めます。
(普通ありえません、感謝して読もうね)
そして今のキン肉マンに至ります。ゆでたまご嶋田先生いわくキン肉マンは一生描き続けると話をしており、嶋田先生と中井先生が出会ったきっかけのキン肉マンは生涯共にする作品となってます。
(キン肉マン36巻より)
キン肉マンが読めるサイト一覧
『アニメを見るからにこちらから』
↑すぐに全てキン肉マンのページになるようにしてます。
キン肉マンの最新話をネタバレしないでwebで読むにはこちらから
どうでしたでしょうか?
キン肉マンとゆでたまご先生の歴史をざっとですが記載しましたが、
ゆでたまご先生たちはキン肉マンで結ばれ、最後までキン肉マンと共にする覚悟です。
そう考えると感動しますし、そりゃ覚悟がありますから面白いわけです。
この記事で少しでもキン肉マンに興味を持って頂き楽しんでもらえたら幸いです。
最後まで見てくれてありがとうございました。
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